河野宗平2024-2025

美術研究所「東町工場」のメンバーであり、昨年都城市立美術館で大作展を開いた河野宗平の2024年から2025年、年越しの近作展を開催します。
河野宗平は、日南市油津で6人兄弟の5番目として生まれました。県立日南高等学校から宮崎大学教育学部に進み、卒業後デザイナーを経験し、その後県内の公立小中学校の教員として、主に都城地域の中学校で教鞭を執っています。赴任した学校は、9校に及び、たくさんの教え子に「ソーヘイ先生」と親しまれています。
作品は、人物をテーマとしていますが、画面には太陽や星、花や雲、動物や恐竜といったたくさんの事物が描きこまれ、そのひとつひとつにソーヘイ先生の真面目さと優しさが感じられます。東京で開催される二紀展に毎年力作を出品するほか、宮日総合美術展、宮崎県美展、都城市美展などの公募展に出品しています。1999年の宮日総合美術展では宮日新聞社長賞を受賞しパリに取材、その成果をパピルスギャラリーで発表するなど、多くの展覧会で活躍しています。
年末年始の慌ただしい時期ですが、ソーヘイ先生の細かいながらも優しいタッチの絵を観て、ほっとしてみませんか。

会  期    2024年12月12日(木)~12月22日(日) 木曜日から日曜日
2025年 1月 9日(木)~ 1月19日(日)木曜日から日曜日
開廊時間    12:00~18:00
休 廊 日    月・火・水
出品点数    約20点+150
入 場 料    無料